ご挨拶
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理事長ご挨拶
地域の皆様からも愛され親しまれる施設へ
地域の皆様をはじめ関係各位の多大なるご助力を得て、平成14年12月よりこの地にゆたか苑を開所できましたこと改めて感謝とお礼を申し上げる次第でございます。
当施設の施設設計にあたりましては沖縄県をはじめ各地の施設を見学した上で、ご利用者様の視点にたち、安心して快適に暮らしていただけますよう、私共の理想も形にしたつもりでございます。
この地における富裕会の存在価値とは「ゆたか苑があってよかった」と思っていただき、ご利用される皆様方をはじめ地域の皆様からも愛され親しまれる施設となることだと考えております。
一部では家族の解体が大きな問題となり、家族に代わる地域福祉システムの構築が叫ばれる中、入所施設と在宅支援は元より地域ネットワークの強化も必要とされる時代へと変化してまいりました。
当施設の担うべき役割を果たすため、日々研鑽を積んで参りますので、今後とも皆様のご支援、ご指導を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
理事長 宮澤 重信
施設長ご挨拶
地域高齢者福祉の拠点として
当施設は、平成14年12月に開所しましたが、この間ご家族様をはじめ、多くのボランティア・関係者の皆様のご支援とご協力をいただき地域の一員として着実に歩んでまいりました。
年々ご利用者様も増え、長期入所、ショートステイ、デイサービス、居宅介護支援事業、地域介護相談センターの各事業とも多くのご利用をいただいているところで、地域高齢者福祉の一翼を担っていると確信しております。
介護保険の目指す理念は、「自立支援」でありますが、同時に「個人の尊厳」を重視したケアの提供であります。具体的には、施設サービスにおいては、サービスの質の向上はもちろんのこと高齢者虐待防止、身体拘束廃止、認知症高齢者対応など多岐にわたっておりますが、当施設においては身体拘束ゼロを実現しており、認知症高齢者に対する介護など、職員研修やOJTを通して技術向上と知識の習得に取り組んでおります。また、デイサービスでは、認知症対応型通所介護も提供しており、ご利用者の在宅生活を支えています。
もう一方では、将来当施設が目指す地域福祉の拠点として、ご高齢になっても地域で安心して暮らせる街を目指し、地域支援事業や相談窓口として様々な取り組みを実施しております。そして、法人の理念である「利用者の人権の尊重」をモットーに地域から信頼され、多様化するニーズにこたえられるシステムを構築していく必要があると考えます。そのため苑の目標として、職員1人ひとりが自己研鑽に励み、介護技術の向上とご利用者のニーズに合ったサービスが提供できるようたゆまぬ努力を惜しまないことが大切です。
今後とも、地域高齢者福祉向上のため、そして地域福祉の拠点として、真に信頼される施設を目指していきたいと思います。
施設長 内川 浩明